ふるさとを知りセカイを学ぶ
2022年5月10日
自然に囲まれ、少人数だからこそできる特色があります。
鎮玉地域にある引佐北部小中学校は、静岡県初の公立の小中一貫校として開校しました。
1年生から4年生が初等部、5年生から7年生が中等部、8年生と9年生が高等部と3つのカテゴリーに分かれた教育活動が展開されています。
特に注目されていると特徴的な科目は、ふるさと科と国際コミュニケーション科です。
ふるさと科では、地元の方を講師にフィールドワークを行い、地域の良さをさまざまな体験を通して学びます。
国際コミュニケーション科では1年生から英語を学び、全国トップグラスの英語の時間数が確保されています。
7年生から9年生は、「きりやま」という模擬会社を生徒たちで経営します。一人ひとりの得意分野に合わせて「ザ・農課」「ムシムシ課」など5つの部門に分かれ、地域資源を活用し自分たちで商品アイデアから開発、販売までを行うなど、社会と繋がる実践的な活動をすることができます。
また、コミュニティ・スクールとして、地元の方が多数参画した学校運営がなされており、地域の将来ビジョンづくりや、図書館開放など、児童・生徒と大人が一体となって地域の未来を考える活動も展開しています。
1学年の生徒は10人前後と少人数ですが、その分きめ細やかな指導をうけてられるとともに、一人ひとりが活躍する機会がたくさんあり、自然とリーダーシップを身につけることができます。