環境教育プログラム開発
実践講座1「地域に「あるもの」を探そう!」実施しました

2016年5月28-29日


5月28日(土)、29日(日)の2日間にわたって、「環境教育プログラム開発講座《実践講座1》地域に「あるもの」を探そう!」を行いました。
3月に開催した基礎講座に続き、岡崎市で活動されているForest Art代表の唐澤晋平さんを講師に迎え、鎮玉地域に暮らすひずるしい鎮玉のメンバーと地域外で活動されている方や、若者や地元学校や幼稚園の先生たちと共に、3班に分かれて鎮玉地域の「あるもの」探しに出発。

 

(A)動物、(B)水環境、(C)農業というテーマに分かれて、土曜の午後と日曜の午前に地域をめぐり、それぞれ調べてきた内容を模造紙にまとめて最後に発表・共有しました。

 

鎮玉地域にある的場地区では、大正期に和紙作りが重要な産業となっていたのですが、戦後に最後まで紙すきをされていたお宅で、再度、紙すきを復活させるべく準備をされているということは大きな発見でした。
また、鎮玉地域を流れる小川は都田川に注ぎ、最終的には浜名湖にいたるのですが、小川の源流一つひとつが「浜名湖の源流」となっているという視点も新たな気づきでした。
鎮玉地域は、今はゲンジボタルの乱舞が有名ですが、それ以外にも多様な生き物を見ることができ、自然の豊かさを生き物の種類を通じて実感することもできました。
地域外からの方とともに地域を歩くことで、新たな発見や気づきがあったのは大きな収穫でした。こうした地域のあるものを使って、来月の実践講座2では、プログラムづくりを行っていきます。

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