「移住を考えているけど、何からはじめたらいいの?」
「鎮玉地域に移住したら車の移動や子育て・・・生活はどうなるの?」など、
移住に興味がある方に向けて田舎へ移住する時のヒントをご紹介しています。
NPO法人ひずるしい鎮玉は、浜松市北区引佐町北部に位置する鎮玉地域の活性化をめざす団体です
「移住を考えているけど、何からはじめたらいいの?」
「鎮玉地域に移住したら車の移動や子育て・・・生活はどうなるの?」など、
移住に興味がある方に向けて田舎へ移住する時のヒントをご紹介しています。
移住は自分の環境を移すこと。人によっては状況は色々。
自分にあった方法で下調べや準備をしましょう。
興味がある地域があったらGoogleマップなどで調べて、実際に車で行ってみましょう。距離感や標高差など実感できます。NPOが開催する体験イベントなどに参加すると地元の人からの貴重な情報も得られます。農家民宿や飲食店もおすすめ。
都市部に暮らす若手の方を対象に浜松山里いきいき応援隊(山いき隊)という事業を浜松市が行っています。地域の人や魅力、課題を深く知り、何かに取り組みたい方におすすめ。隊員が鎮玉の人々と作ったミュージックビデオが面白いですよ。
浜松市では都市部と中山間地域両方を対象に、移住コーディネーターによる相談窓口を設けています。移住フェアなどのブース出展のみならず、zoomを利用したweb相談もあるので(予約制)、こまめに情報をチェックしてみましょう。
通勤できる田舎「鎮玉」。
車での移動・お買い物・子育てについてご紹介します。
鎮玉地域からの移動は車が基本となります。
道路はほとんど渋滞しませんが、南部の金指や浜松の街中では通勤ラッシュが発生することがあります。
浜名湖沿いを1時間ほど南下すれば太平洋へ、1時間ちょっと北上すればスキー場もある南信州(長野県)へ行けます。
新東名高速道路を使えば、静岡市や名古屋市までも約1時間で行くことができます。
鎮玉周辺には温泉も色々あるので、ドライブで楽しみましょう。
電車でのんびり遊びに行きたい時は、一両編成の天竜浜名湖鉄道がおすすめです。
食品や生活用品の買い出しの時は、スーパーやドラッグストアの多い井伊谷や金指に行くことが多いです。
特に井伊谷にはガソリンスタンドもある他、図書館や行政サービスを受けられる公共施設が集中しています(鎮玉から15分から20分の距離)。
また、ちょっとしたお買い物の時は、地域にある小さなお店も便利です。
旬の地元野菜が欲しい時は農産物直売所「たざわの里」へ。
農業や建築資材、食料品をまとめて買う場合など、本格的な買い物は都田(30分)や浜北のショッピングモールまで足を運ぶようです。
近年はネット通販を利用する方も増えています。
幼稚園は鎮玉地域では田沢に「引佐北部みさと幼稚園」があります。
また、未就園児のお子さんを対象に井伊谷にある引佐協働センターの2階では、平日の日中に「子育て支援広場」が開かれています。
鎮玉では地域のお母さんたちが中心となって「こうのとりサークル」という子育てサークルを毎月1回ほど行っています。各種子育て支援については情報サイト「ぴっぴ」がおすすめです。
自治会とは、一つの地区の住民が、祭り行事や防災、清掃、教育サポートといった活動をし、 地域を住みやすく、楽しく、互いに助け合うための地縁組織です。
自治会には原則として全世帯が加入しているので、しっかり入るようにしましょう。村での取り組みや課題などを知り、共有することができます。 自治会により多少上下しますが、運営費用として自治会費を平均で月額3,000円程度支払います。
自治会には様々な役職があり、トップが自治会長です。移住が決まった時は、行政職員の方に自治会長さんをご紹介してもらい、挨拶に行かれると良いでしょう。 「こんな方が来られますよ」と住民の方々に広めてくれると思います。物事もスムーズにはこぶはず。
各自治会は、隣保と呼ばれる複数の班で構成されています。隣保の規模は大小さまざまで、数世帯程度の小さなものから20世帯以上の大きなものまで存在しています。
この隣保単位で、原則として毎月、月末に常会と呼ばれる会合があります。各世帯から代表1名が出席し、身の回りの課題から自治会単位の行事、ひいては鎮玉地域全体の課題などについて議論します。
隣保は、普段の暮らしで最もお付き合いが深くなるご近所さんのグループです。地域コミュニティ運営の重要な役割を担っているといえます。移住して来たら、自治会長さんに隣保代表の方をご紹介いただきましょう。